今年の福島牝馬S(11R)は混戦ムード。主役のカワキタエンカはマイペースがV条件で、絡まれた時のモロさは否めない。実績上位のデンコウアンジュも広い東京コース向きの脚質。伏兵の一撃は十分にある。
◎ワンブレスアウェイ。オープン入り後は重賞舞台で僅差の競馬。前走の中山牝馬Sは楽逃げのカワキタに屈したが、3着馬でここ出走のレイホーロマンスとは0秒3差。後手に回り外々を回らされた内容からも、この相手とは大きな差はない。加えて、今の福島は時計の掛かる外差し馬場。父ステイゴールド×母父ストームキャットという配合からも、タフな戦いは望むところだ。逃げるカワキタを目標に前が流れれば、ズバッと一撃。単複で勝負。