【NHKマイルC】プリモ逆襲V期待!13年ホウオウと共通点

2018年05月02日 05:30

競馬

【NHKマイルC】プリモ逆襲V期待!13年ホウオウと共通点
桜花賞10着からの雪辱を期すプリモシーン Photo By スポニチ
 NHKマイルCは目下3年連続で勝っているクラシック上位馬が不在で波乱ムード。「激走馬 ロックオン」はマイネルホウオウが100万馬券を演出した13年との共通点からプリモシーンの逆襲Vに期待した。一方、ミスターメロディは同じくダートでデビューした09年ジョーカプチーノ以来となるファルコンSからの勝利を狙う。
 【情勢】NHKマイルCは目下クラシック上位馬が3連勝中。15年は皐月賞5着のクラリティスカイが勝ち、16年Vメジャーエンブレム、17年Vアエロリットはそれぞれ桜花賞4、5着からの参戦だった。だが、今年は登録のあった桜花賞4着馬トーセンブレスがここを使わずオークスへ。皐月賞、桜花賞の上位組が不在となり、過去10年で2勝を挙げている毎日杯勝ち馬(ブラストワンピース)もいない。

 【類似】今回と似た状況で行われたのが13年。ニュージーランドTでメンバー最多の5勝目を挙げていたエーシントップが単勝2・9倍で1番人気に推されたが、5番人気までが単勝10倍以下と混戦模様。2番人気は毎日杯2着のガイヤースヴェルト、3番人気はニュージーランドT2着のレッドアリオンと近況のいい馬が支持を集めた。レースも大激戦で1〜3着は首差&首差の決着。外から伸びた10番人気のマイネルホウオウがインパルスヒーロー、フラムドグロワールとの追い比べを制した。

 ホウオウは直前のニュージーランドTで7着と敗れたことで人気を落としていたが、実績、距離適性とも十分だった。スプリングSで3着と好走し、オープンのジュニアCなどマイルで2勝。前走さえ度外視すれば“買える”馬だったのだ。

 【信頼】今年はプリモシーンだ。6番人気だった桜花賞は出遅れて10着に終わったが、上がり3F34秒3はメンバー3位タイ。自慢の剛脚の片りんは垣間見えた。マイルで連勝した未勝利→フェアリーSでは共にテトラドラクマを下しており、ディープインパクト産駒で東京コースも歓迎できる。ホウオウは柴田大と4戦連続のコンビだったが、プリモシーンも戸崎と3戦連続4度目のコンビ。激戦必至の直線の攻防。パートナーを熟知している鞍上が絶妙のタイミングで仕掛けてVに導く。

 ▼13年VTR 後方から直線で外を伸びたマイネルホウオウが中団追走のインパルスヒーローを首差捉えてV。鞍上の柴田大は35歳での平地G1初勝利に号泣した。好位から内めをしぶとく伸びたフラムドグロワールが3着で、3連単は123万5600円。1番人気エーシントップは好位から伸びを欠き7着。

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