【NHKマイルC】“二刀流”ミスター、一気にG1獲り狙う!

2018年05月02日 05:30

競馬

【NHKマイルC】“二刀流”ミスター、一気にG1獲り狙う!
<NHKマイルC>坂路で調整するミスターメロディ Photo By スポニチ
 歴史に残るドバイUAEダービー18馬身半差の圧勝劇から話題になっているアイルランド馬メンデルスゾーン(牡3=A・オブライエン、5日ケンタッキーダービーにムーア騎乗で出走)だけじゃない!!今週は国内でも同じく米国生まれのスキャットダディ産駒がスタンバイしている。ミスターメロディは昨秋に東京ダート1300メートル新馬戦を8馬身差V。その後3戦もダートへ。500万を勝ち上がったタイミングで芝にチャレンジ。前走・ファルコンSで、いきなり初タイトルをものにした。藤原英師が戦歴を振り返る。
 「(セリで買ってきた)エージェントから芝ダートどっちでもいけると聞いていたけどデビュー前はダートの動きが良かったから、まずはダートでキッチリ勝っていこうとなった。血統からファルコンSは狙っていた一戦。好位から力ずくの競馬で勝ってくれた」

 メンデルスゾーンは芝で昨年のBCジュベナイルターフ勝ちがあり、UAEダービーが初ダートだった。ミスターメロディはそれと逆のパターンでダートから芝へ。適性を見極めた起用で勝ち星を積み重ねた。

 中6週となるこの中間は短期放牧を挟み、順調に乗り込んできた。普段から気が勝ったタイプのため、先週水曜の1週前追い切りは折り合い重視。福永を背にCWコース単走でムキになることなく5F70秒2〜1F12秒5で駆け抜けた。今日の最終追いを控え、ここまでは予定通りの調整。藤原英師は「これまでは千二から千四だったからな。こういう気性だから、あと1Fの壁は簡単にクリアできるもんじゃない」とマイルへの対応については慎重な口ぶりながら引き続き結果を出している左回りで戦えるのは好材料だ。

 かつて「(外)のダービー」と言われた3歳マイル王決定戦で外国産は創設元年の96年タイキフォーチュンから01年クロフネまで6連勝。17年ぶり外国産Vへ。芝ダート二刀流の大器が一気にG1獲りを狙っていく。

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