【NHKマイルC】平田厩舎の勢いに乗って末脚本領ノーテック
2018年05月04日 05:30
競馬
「あのころはスーニ(重賞9勝)とかダートの強い馬もたくさんいたし、G1には縁がなかった。この馬はダートの短い所を走った母と父ディープインパクトのいいところを引き継いでいますね」
前走ニュージーランドTはカツジに差されたが、その後も盛り返して2着。「絶対に出走権を獲らないと…という競馬でしたから」と振り返った。権利を無事ゲットしたが、馬体重は初の長距離輸送でマイナス12キロだった。今回も輸送をうまくクリアできるかが鍵となりそうだ。
「体重は戻っているけど、輸送で減ると思う。母もそういうところに気を使う馬でした。それでも、前走は力を出せたので気にせず行きたい。中山より東京の方が、持っている力は出し切れると思います」
昨年の朝日杯FSが同助手にとって初のG1舞台だった。「G1を使えるのが素直にうれしい」と目を輝かせる。デビューから6戦一貫してマイルを使い、このレースに照準を定めてきた。小林は平田厩舎にとって最高のゴールデンウイークになるかもしれない、と思ってペンを走らせた。