7カ月ぶり復帰「ミスターピンク」内田、待望1勝で満開の笑顔
2018年05月04日 05:30
競馬
昨年9月、調教中に落馬し左肩の腕を支える部分を骨折。「腕がぶらぶらしていた」と振り返る重傷だった。20日間の入院生活を経て、その後はきついリハビリの毎日。調教騎乗を再開したのは2月だった。「桜が散る頃にピンクが戻る」と自らに言い聞かせ、この開催に照準を合わせ、その言葉通り戻ってきた。
「ケガした上半身は大丈夫だが、下半身がもう少し」と現在は制限をかけながらの騎乗だがきっちり“仕事”をこなした。騎手人生で「3カ月以上騎乗しなかったことはない」と初めての試練をくぐったベテラン。積み上げた3522の勝利数に新たに「1」を加え、満開の笑顔でさらなる飛躍を誓った。(矢内 浩美)