【新潟２歳Ｓ】ジョディー、Ｖ２へ順調 戸田師「成長促せた」
2018年08月21日 05:30
競馬
新潟メイン「第３８回新潟２歳Ｓ」の有力馬はジョディー。現２歳の新馬解禁日となった６月２日東京の芝１６００メートル戦で逃げ切り勝ち。“関東の新馬Ｖ第１号”となった後は放牧を挟み、ここに備えた。戸田師は「少し仕掛けて行く形になったが、ムキになっていたわけでなく負担をかけず勝てた。放牧に出し、成長を促せたのは良かったと思う」と目を細めた。上がり３Ｆ３４秒２とラストもしっかり伸び、１分３５秒９と上々時計。同じ新馬戦を走った２着ウインゼノビア、４着ナーゲルリングも既に勝ち、メンバー的にも中味は濃かった。
１週前の１６日は美浦Ｗコースで５Ｆ６４秒２〜１Ｆ１３秒４（馬なり）。併せ馬で１馬身先着と力強い伸びを見せた。指揮官は「しっかり動けていた。体も１０キロぐらい増えて成長した」と順調さをアピール。父ダイワメジャー譲りのスピードが武器。舞台は引き続き左回りマイル。「同じようなコースだし、平たんの新潟の方が軽くて走りやすいと思う。競馬が上手なので、逃げにこだわらなくても大丈夫。賞金を加算して、今後につなげられれば」と０６年ゴールドアグリ以来、指揮官２度目の新潟２歳Ｓ制覇を見据えている。
