【大井・マイルGP】クリスタル重賞初V!直線一気の差し切り

2018年11月01日 05:30

競馬

【大井・マイルGP】クリスタル重賞初V!直線一気の差し切り
<第25回マイルグランプリ>1着のクリスタルシルバー(左)と2着のヒガシウィルウィン(撮影・荻原 浩人) Photo By スポニチ
 3歳上オープンによる「第25回マイルグランプリ」(S2)が31日、大井競馬場で行われた。4番人気のクリスタルシルバーが直線一気の剛脚で差し切り、重賞初制覇を果たした。また、村上頼章師にとっても南関東での重賞初制覇となった。
 初騎乗となった岡部も驚くほどの末脚だった。「予想より後ろの位置取り」と道中は中団後方の内めで脚をためると、仕掛けたのは3コーナー過ぎ。馬群を縫うように徐々に外に持ち出していくと、直線を向いたところでは他馬が止まったように見えるほどの勢い。残り100メートルで先頭に立つとそのまま押し切った。

 「道中力みなく走っていたし、馬の手応えに任せて仕掛けた。最後まで脚も上がっていないし強い競馬だった」と岡部はレースを振り返った。ダービー2着の実績を引っ提げての参戦。「マイルは合うと思っていたがその通りだった」と村上師は相好を崩した。次走は勝島王冠(12月5日、S3)を予定しているが、この日の強さに3歳馬の上昇度を加えれば重賞連覇がクッキリと見えてきた。

 ◆クリスタルシルバー 父サムライハート 母マルヨシロワイン(母の父アジュディケーティング) 牡3歳 大井・村上頼章厩舎 馬主・岡田勇氏 生産者・北海道新冠町の大狩部牧場 戦績11戦3勝 総獲得賞金6300万5000円。

 ▼2着ヒガシウィルウィン(森)1コーナーの不利が全て。ポジションも取れず、リズムが壊れた。

 ▼3着トロヴァオ(本田重)掛かるところもなく落ち着いていた。休み明けでよく走っている。

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