【朝日杯FS】ヘンソンは平常心でセンス見せつける
2018年12月12日 05:30
競馬
課題はテンションの高さ。前走の出負けの要因でもある。「ゲートの中で立ち上がったり、潜りそうになったりする。初戦を使ってさらにテンションが上がった」と師。中間は通常のゲート練習に加え、枠内に馬を長時間とどめる“縛り”も行った。普段の調教は単走中心。「併せてピリピリさせるより、できるだけリラックスさせることを考えている」
激しい気性はマイナス要素ばかりではない。「勝ち気な部分はレースでプラスに働いている」と安達師。「調教の効果で普段はだいぶ落ち着いてきた。あとはレース当日にどうなるか。競馬場の雰囲気はトレセンとは違う。状態はいいので頑張ってほしい」と結んだ。平常心で走ってセンスの良さを生かせれば。無敗4頭の中では最もオッズがおいしいはず。高配狙いの浜田の心をくすぐる存在だ。