【奈良・開設記念】村上博、早くも今年記念V2
2019年02月20日 05:30
競輪
松阪記念と同じく目標不在の中で見事に結果を残した村上。「今の競輪は流れが速いので目標を絞らず走った。流れで追い上げるか、やり合ったところをまくるか、いろいろ想定していた」。柔軟な対応力が光った。直線で新山との一騎打ちを制し「新山君が掛かっていましたね。3角まで脚がたまらなかったけど、ここで逃すと優勝はないと無我夢中で踏みました」と会心の表情で振り返った。
昨年は4年ぶりにグランプリの舞台に戻り、今年は早くも記念2V。4月に不惑を迎えると思えないほど動きは軽快だ。「日頃、取り組んでいる新しい練習がかみ合っている。もっと上を目指して」。次走は松山記念。決め脚をさらに磨いて白星を積み重ねる。
【次走】決勝戦1〜3着の次走斡旋は次の通り。1着=村上博幸(松山記念・3月7〜10日)、2着=新山響平(別府F1・3月4〜6日)、3着=原田研太朗(静岡記念・23〜26日)。