【卒業記念レース】南円佳、アタック卒記NO.1 逃げて逃げて連勝
2019年03月19日 05:30
競輪
小林優香、児玉碧衣らと同じバレーボール出身。テレビ番組でガールズケイリンの存在を知り「ケイリンで一番かっこいい戦法は先行」と児玉の走りに憧れた。身長1メートル67と決して高くないが、強豪校のレフトアタッカーとして活躍。「垂直跳びと背筋には自信があった」と天性のバネで未経験者対象の適性試験をクリア。ガールズケイリンの扉を開いた。
競技未経験ながら徹底先行のスタイルを磨いてバック数は21人中最多。在校成績4位、適性ではトップの成績を収めた。卒業後は地元の鹿児島を拠点にするといい「鹿児島でガールズケイリンを盛り上げていきたい」と夢を描く。「スタートが得意なので前々勝負でゴールまで1着で走ります!!」と決勝も逃げ宣言。1個目の勲章を手に、桜島に凱旋だ。