調教タイム自動計測システム 東西Wコースでも導入へ!再来年年末までに

2019年06月25日 05:30

競馬

 美浦、栗東の東西トレセンの坂路で使用している調教タイム自動計測システムが、再来年の年末までに新たに平地のウッドチップコースで導入されることが決まった。ファンが予想する上で追い切り時計は重要なファクターながら現在、坂路以外は手動計測のため採時するポジションにより、わずかなタイム差が生じるケースが避けられない。臼田雅弘理事は「これまでも記者クラブからそういう要望があったし、調教師からタイム差を指摘する声もありました。ゼッケンにICタグを入れて坂路の時計をとっている今のシステムが周回コースでも、そのまま使えるのは検証済み。厩舎サイドに負担がかかることがないのもハッキリしています」と語った。
 また、対象となる美浦Wと栗東CW以外のダートや芝、ポリトラック、サマーシリーズなどで滞在馬が調教をする競馬場でも導入するかは未定。「坂路とウッドチップで8割以上をカバーできます。将来的には他のコースも検討するかもしれませんが、一気にいくよりは徐々に。まずはウッドチップで、やってみてからです」と見通しを語った。

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