【紫苑S】スルー急成長「順調な臨戦過程」

2019年09月05日 05:30

競馬

【紫苑S】スルー急成長「順調な臨戦過程」
パールデュー(左)と併せ追い切るパッシングスルー(撮影・郡司 修) Photo By スポニチ
 【東西ドキュメント・美浦=4日】先週で夏競馬が終わり、地方出張者が帰還して“通常モード”に戻った美浦。午前5時半の馬場開場時、馬だまりの中央に立つ時計台の気温表示は21度だった。季節も一気に秋へ。鳥谷越は足取りも軽く取材に奔走した。
 紫苑S出走馬で最も気配の良さが目立ったのは、福島での1勝クラス圧勝から2カ月の休養を挟んで出走してきたパッシングスルーだ。坂路でパールデュー(3歳1勝クラス)を1馬身追走し、しまい強めに追われて併入。「元々動くタイプだけど、引き続きいいですね」。見守った黒岩師も納得の笑顔を見せた。

 指揮官が強調したのは、追い切りが坂路の2本目(1本目は4F70秒9)だった点。「体がしっかりしてきたので2本乗れている。強度の高いトレーニング。これができるのは大きい。体も増えて出せそうだし、凄く順調な臨戦過程。そこは自信を持って臨める」。夏場に急成長を遂げた乙女が、秋初戦でどんな走りを見せてくれるか楽しみだ。  

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