【門別・エーデルワイス賞】菜七子 無念14着…重賞連勝ならず
2019年10月11日 05:30
競馬
菜七子は無念の表情を浮かべた。同賞が09年に門別開催となって以降、0勝の1番枠からスタート。キャリアで勝る地元馬が速く、遠征した中央勢はペースを握れない。菜七子は内で窮屈になる前に押して好位を確保したが、リズムを欠いて直線はズルズルと後退した。
菜七子の地方での騎乗数は16年13回、17年19回、18年23回、今年もすでに20回を数える。「地方をたくさん回って良かったなと思うのはたくさんの経験を積ませていただいて、初めての競馬場でもあまり戸惑わなくなったこと。海外でも“あそこの競馬場に似ているな”とイメージできる」。この日も最内枠の不利を覆そうとする姿勢は光った。