【船橋・クイーン賞】アンデス牝馬戦なら首位争い タイトル奪還狙うプリンシア
2019年12月09日 05:30
競馬
プリンシアコメータ(6歳=美浦・矢野英)は17年、このレースで重賞初制覇を決めた。昨年は牝馬G2・2勝。前々走の門別はアンデスクイーンの半馬身差2着だった。「前走(レディスプレリュード10着)は自分の競馬ができていないから結果的に走っていない。ハイペースでも何でも自分の競馬ができればいい」と矢野師。前々で反撃を狙う。
ラインカリーナ(3歳=美浦・武藤)は関東オークス馬。古馬との対戦でも上位に進出しており侮れない。「体も増えたまま維持して成長具合は理想的」と武藤師。地方所属で浦和桜花賞、東京プリンセス賞を制したトーセンガーネット(3歳=美浦・小笠)は今回が中央移籍後3戦目。ダート戻りで見直しも。地方勢ではグランダムジャパン古馬シーズン総合Vのクレイジーアクセル(4歳=大井・渡辺和)が参戦。前走の地元G2でも小差4着と健闘した。「力をつけているのは確か。緩めないで乗り込んでいるし、精神面でも大人になった」と渡辺和師。手応え十分で再びダートグレードに挑む。(特別取材班)