【佐世保】竜馬 今年記念4V!山おろしで自慢のスピード爆発

2019年12月09日 05:30

競輪

【佐世保】竜馬 今年記念4V!山おろしで自慢のスピード爆発
<佐世保>通算4度目の記念優勝を飾りガッツポーズを作って見せる太田竜馬 Photo By スポニチ
 まくり追い込んだ太田竜馬(109期)が9月岐阜以来、通算4度目の記念V。四国のエースに成長した23歳は「今年4度も記念を優勝できてうれしい」とファンの前で笑顔を見せた。
 レースは太田―小倉―山中―吉田―井上―小川―野原―古性―村上。赤板から野原―古性―村上で先行態勢に入り、吉田4番手、太田7番手。残り1周で最後方の単騎・山中がまくり上げると、最終Bで古性がけん制しながら番手まくり。古性が最終コーナーを先頭で回り押し切りを図るが、太田がその外を一気にまくり鋭く突き抜けた。地元の井上は吉田不発(4着)で共倒れの7着だった。

 冷静沈着な立ち回りが光った。太田は勝負どころで絶体絶命の8番手。それでも慌てずワンチャンスに懸けた。「小倉さんに任されたので好きに走った。(仕掛ける)タイミングがなかったが冷静に走れた」。最終2センターで踏み合う古性、山中、吉田の動きを見ながら大外を回り、4コーナーの山おろしで自慢のスピードが一気に爆発。上がり11秒2のシリーズ一番時計で鮮やかに突き抜けた。

 来年はG1初制覇が期待できるが「毎回いい着が獲れるように頑張る」とまずは一戦一戦に全力投球する構え。グランプリに出場する清水裕友、松浦悠士らと共に中四国ラインを引っ張り続ける。

 ◆次走 優勝した太田、2着・古性優作は防府F1(25~27日)、3着・村上義弘は広島記念(12~15日)。

おすすめテーマ

2019年12月09日のニュース

特集

ギャンブルのランキング

【楽天】オススメアイテム