【朝日杯FS】ベルジュール95点 すべての部位バランス良く整う「和」
2019年12月10日 05:30
競馬
ただし、立ち姿には少し力みが感じられる。胸を張ってきちっと立っていますが、頭の位置が少々高すぎ。耳に必要以上に力を入れながら、鼻をとがらせています。尾離れ(尾の付け根の力の入れ方)も良すぎる。もっと穏やかに立てる気性なら、朝日杯FSではなく、ホープフルSに矛先を向けていたかもしれません。現状ではマイルがベスト。来春、2000~2400メートルのクラシックディスタンスでも通用するかは気性次第です。距離延長に対応するには気性が和らぐ必要がある。サリオス同様に2戦2勝で重賞を制して、G1に駒を進めたレッドベルジュール。その馬体の特徴が「和」なら、気性の課題も「和」です。