【朝日杯FS】ラウダシオン、弾んだ11秒9 ルメール大一番へ景気づけ「凄くいい」
2019年12月13日 05:30
競馬
「凄くいい」
ルメールは何度もこの言葉を口にした。
「リラックスしていたし、少し追っただけで反応も良かったです。凄くいい脚でしたし、コンディションは良さそうですね」
斉藤崇師も「休養を取って間隔を空けたことで凄く落ち着きがあります」と体調の良さに太鼓判を押した。
名手もほれ込む逸材。初コンビを組んだ前走・もみじSは中団追走から先に抜け出したロータスランドを残り100メートルでかわし、2勝目を飾った。
「前々走はまだ子供っぽかったけど、前走は乗りやすかった。少しずつ大人になってきています」
先週の阪神JFを制したレシステンシア同様、初のマイル戦がポイントだが、ルメールは「距離は問題ないですね」と不敵な笑み。かなり手応えを感じているのだろう。「ラスト150メートルが凄く好き。(朝日杯FSは)この馬に乗りたかったです」。終始パートナーをべた褒めした。
来週の有馬記念で騎乗する現役最強馬アーモンドアイと同じ「シルクレーシング」の所有馬。ファン投票で堂々の1位に支持された大一番に向けて弾みをつけたいところだ。鞍上はシルクレーシング所有馬で今年の2歳戦【6・1・0・0】。来週だけではない。今週も「ルメール&シルク」から目が離せない。