【広島・開設記念】岡村 3年ぶり記念V!番手絶好の展開「みんな気を使ってくれたのでは」

2019年12月16日 05:30

競輪

【広島・開設記念】岡村 3年ぶり記念V!番手絶好の展開「みんな気を使ってくれたのでは」
G3・2勝目を挙げ、カップを手にガッツポーズする岡村潤 Photo By 共同
 岡村潤(38=静岡・86期)が16年の別府以来、3年ぶり通算2度目の記念Vを決めた。
 レースは菅田―守沢―原田―橋本―池田―根田―岡村―福田―坂口で周回。残り2周で根田―岡村―福田が上昇すると、単騎の坂口もラインの4番手に続く。原田は根田の動きに合わせて上昇を狙うが、菅田―守沢が中団をキープ。原田は後方に車を下げる。

 打鐘で一気に踏み込んだ根田が主導権。5番手は菅田で原田は7番手に。根田の先行の掛かりが良くて縦長の一本棒のままレースは進む。バックで原田が踏み上げていくが、なかなか前との差は詰まっていかない。原田は4番手からまくり追い込む坂口に合わされて不発に。ゴール前は菅田、坂口が猛然と差を詰めていくが、根田の番手から鋭く抜け出した岡村が先頭でゴールを駆け抜けた。
 「2度目はもうないなと思っていたので、素直にうれしい。記念を勝ってからの3年間?自分のやれることをやって、結果がついてくればと。先行選手に信頼してもらい、しっかりラインが機能するように心掛けてきた」と岡村。その気持ちが通じて前を任せた根田が果敢に先制して番手絶好の展開に。「止めるつもりでブロックの準備はしていたが、根田君が強すぎてその必要もなかった。決勝のメンバーの中では僕が一番年上だったので、みんな気を使ってくれたんじゃないのかな」と笑顔で話した。

 ◆次走 優勝した岡村潤と3着の福田知也は奈良F1(20~22日)、2着の菅田壱道は伊東記念(21~24日)。

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