【有馬記念】リスグラシューがラストランでV アーモンドアイはファン投票1位も初の中山で9着に沈む
2019年12月22日 15:35
競馬
勝ったリスグラシューは父ハーツクライ、母リリサイドの血統。通算成績は22戦7勝。2018年エリザベス女王杯、今年の宝塚記念、オーストラリアのコックスプレートに続くG1・3連勝で通算4勝目を飾った。
父ハーツクライは05年にディープインパクトを破って有馬記念を制しており、親子制覇となった。
牝馬が宝塚記念と有馬記念を制するのは史上初。10月にはオーストラリアG1コックスプレートを勝っており、5歳以上の牝馬で年間G1レース3勝したのは09年のウオッカ(ヴィクトリアM、安田記念、ジャパンC)以来2頭目(1984年のグレード制導入以降)。
鞍上のレーンは、今年のヴィクトリアM(ノームコア)、宝塚記念(リスグラシュー)に続き中央G1通算3勝目。有馬記念初挑戦で優勝。2005年のルメール(ハーツクライ)以来史上8人目の快挙を達成した。
管理する矢作師は、今年のオークス(ラヴズオンリーユー)、宝塚記念(リスグラシュー)に続く中央G1通算8勝目となった。
アーモンドアイは香港遠征を発熱のため断念したものの影響は小さく、有馬記念にエントリー。初の中山コースに挑んだが最後の直線で伸びず、9着に終わった。