【徳山・クイーンズC】美亜 びっくり初出場戴冠!八村、朝乃山に続いた“富山旋風”
2020年01月01日 05:30
ボートレース
周南市内で行われた26日の前夜祭でのこと。宴開始の合間に書店に立ち寄り“運気”を上げた。Dr.コパによる運気上昇のシールとポストカード付きの風水本を購入。「あやかろうと思って“開運シール付き”と書いてあるのを買って宿舎のベッドの枕元に置きました」。異様な光景に優勝戦1号艇の先輩・遠藤エミには「引かれました」。ただ、G1出走10節目で初優勝。運気も流れも結果も超抜だった。
19年31節は10優出3優勝で終えた。G1蒲郡レディースチャンピオンで優出、11月に三国ヴィーナスシリーズで地元初優勝と充実の年。富山県出身といえば大相撲の5月夏場所で関脇・朝乃山が初優勝。バスケットボールのNBAドラフトでは八村塁がワシントン・ウィザーズから全体9位指名を受けてデビューもした。「富山、来てます。富山、最高。もっとボートレースの認知度を上げたいです」。
来春のクラシック出場権を得た。「SGに出られるのは、めちゃうれしいです。またこの舞台に来たいし、レベルアップもしたい」。今井は勝って、さらに貪欲になった。
◆今井 美亜(いまい・みあ)1990年(平2)8月14日生まれ、富山県出身の29歳。106期生として、10年5月三国タイトル戦で初出走。14年三国レディースチャンピオンでG1初出場。G1は優出3度目で初優勝。通算優勝8回。主な同期は森野正弘、岩瀬裕亮ら。1メートル57、47キロ。