【下関・競帝王決定戦】白井 地元周年2V!無観客に寂しさも「モニター越しに気迫を伝えたい」
2020年03月02日 05:30
ボートレース
下関では準優の逃げでイン戦23連勝、優勝戦1号艇時は15連勝中と、予選首位を決めた時点で優勝は約束されたようなものだった。順風満帆に見えるが「(1月の)徳山周年記念がね…。あれは本当に悔しかった。おそらく、あれが今年一番悔しい出来事ですよ」。徳山周年記念は3日目5Rで不良航法により減点を喫し、同じ日の12Rは5着に敗れ、まさかの予選敗退。今節は悔しさをエネルギーに変えて“地元記念”で結果を出した。
表彰セレモニーはピットで行われ、ファンに雄姿を生で見せられなかった。「寂しいけど、応援してくれる方々のために、モニター越しに伝わるような気迫あふれるレースをしていきたい」と誓った。地元エースは最後に「いいお酒が飲めます」と笑って締めた。
通算19回目、初の4連続優勝を飾った下関では、年度が替わって来月の4日から66周年記念、8月にはSGメモリアルが開催。これからも重要なレースがめじろ押しだ。「理想はグランプリ出場権を確保した状態でメモリアルに臨む」と、年頭に立てた目標に向けて突き進む。