【弥生賞】ディヴィナシオン 軽々ラスト12秒3!サウジの“森旋風”中山でも「外枠欲しい」
2020年03月06日 05:30
競馬
挑戦という意味では、弥生賞のディヴィナシオンも高い壁に挑むことになる。デビュー5戦目の未勝利を制し、格上挑戦でG2へ。この日の木曜追いは中1週とあって坂路単走でサッと。それでも手応え十分に4F53秒9~1F12秒3を刻み、出来はキープできている。「母フギンは1200メートルの馬だった。2000メートルは少し長いかなと思うが父はヴィクトワールピサだからね。雨(予報)は歓迎。馬混みに入ると良くないから、できれば外枠が欲しい」と語る。
森厩舎の弥生賞といえば11年前の激走。5番人気ミッキーペトラがロジユニヴァースの2着。くしくもディヴィナシオンと同じ、未勝利を勝った直後の参戦だった。「ペトラは未勝利を勝った後、故障で使えなかっただけで強かったから。なかなかそうはうまくいかないと思うよ」。あくまで控えめだが勝負ごとには流れがある。昨年、JRAでは15勝だったが、今年は早くも6勝。世界で再び名を売った森厩舎。サウジからの風が中山に吹く。