金鯱賞は“トニービンクロス持ち”のロードマイウェイだ!
2020年03月09日 09:46
競馬
![金鯱賞は“トニービンクロス持ち”のロードマイウェイだ!](/gamble/news/2020/03/09/jpeg/20200309s00004048136000p_view.jpg)
クラシックには間に合わなかったが、夏を迎えて一気に素質開花した。1勝クラスから破竹の5連勝。とりわけ前走のチャレンジCは出遅れて後方からの競馬を強いられながら、勝負どころで外々を回っての差し切り。2着のトリオンフとは僅かに頭差だが、実質的には“圧勝”の重賞初挑戦初制覇だった。今回は更なる相手強化となるが、今の勢いをもってすれば“打倒サートゥルナーリア”も決して夢じゃないだろう。
ちなみに左回りでは4戦3勝。1400メートルと距離不足だったデビュー戦こそ4着に敗れたものの、その後は負け知らずだ。これは決して偶然ではなく、次々と東京巧者を輩出したトニービンの血の成せる業。初の中京が、6連勝への後押しとなることは間違いない。
過去10年を振り返っても金鯱賞はトニービンで彩られている。11年は「母父トニービン」が1~3着を独占したほか、過去10年で8回馬券になった。さらにいえば、父として6回名前が出てくるハーツクライも「トニービン持ち(母の父)」、14年3着エアソミュールの父ジャングルポケットはトニービン直系だ。父方でも母方でもトニービンが入ると金のシャチが跳ねる。ここではサートゥルより父母ともにトニービンを持つロードマイウェイ推し。