日曜阪神(22日)のメイン、阪神大賞典の主役はキセキ。15日の金鯱賞・サートゥルナーリア(単勝130円)級の人気を集めそうだが、同じ角居厩舎。仕上げに抜かりはなさそうだ。
ただ、17年の菊花賞を制してから12連敗中。そのレース以来となる3000メートルで待望の復活白星を狙いにいく。出遅れて後方待機から、長く脚を使って盛り返した有馬記念(5着)以来の実戦。清山助手は「早い段階で栗東に戻して、しっかりと乗り込んできた。動ける態勢」と出来に合格点を与える。「距離は問題ないし阪神も(ともに昨年2着の)大阪杯や宝塚記念で結果を出している。何とか“負けの扉”をこじ開けたい」と力強く締めくくった。