【高松宮記念】ガウディー 1位入線も降着4着…制御し切れず和田「すみません」
2020年03月30日 05:30
競馬
15番人気の伏兵。無観客ではあったが、ファンをアッと言わせる寸前だった。3番手追走から直線、外からはじけるように伸びた。差し切れる勢い。あと100メートル。そこで内にヨレた。ダイアトニックの進路にかぶりながらぶつかり、あり余る勢いは内で逃げ粘るモズスーパーフレアにも波及した。初コンビの和田は懸命に右へと立て直し、モズスーパーフレアを鼻差かわして1位入線を果たしたが幻のゴール。和田は4月11日から19日まで9日間(開催日4日間)の騎乗停止となった。
「スタートが良かったし前も速くなかった。ただ、(内にいた)馬のいる方向に行ってしまった。最後に左にモタれるのは懸念していたが…」。18年朝日杯FSが9番人気で2着。またもビッグタイトルはその手からこぼれ落ちたが、G1で通用することは証明した。次こそはスッキリ勝ち取ってみせる。