【皐月賞】(18)ビターエンダー スタート課題も大外歓迎

2020年04月17日 05:30

競馬

【皐月賞】(18)ビターエンダー スタート課題も大外歓迎
元気いっぱいのビターエンダー(撮影・郡司 修) Photo By スポニチ
 大外18番枠を引いたのはビターエンダー。枠番を聞いた瞬間の相沢師は「外過ぎるね。もう駄目だな」と渋い表情を浮かべた。最終追い明けの16日は、角馬場で体をほぐす程度の調整で英気を養った。金曜の調整を聞かれた師は「コースに入れて、ゲートもやる」と話した後、思いついたように「あっ、ここなら普通に出るかも。ちょっと出遅れるから」と、一転して晴れやかな表情に切り替わった。
 前走の共同通信杯ではミナリクが意表を突く逃げを見せて、鼻差2着に粘ったオルフェーヴル産駒。直線は勝ったダーリントンホールとびっしり競り合って、父親譲りの勝負根性を見せた。今回はデビューから3戦続けて手綱を取った津村に戻る。G1初制覇のチャンスをもらった津村は「スタートが少し難しいので、外の方がいいと思っていた。積極的に乗りたい。道悪も大丈夫。他の馬が苦にするなら有利ですね」と腕をぶした。

 今の中山競馬場はこれまでの雨雪の影響もあって、3角からゴール前にかけて内側がかなり荒れている。それだけに大外枠は決して不利とは言えない。データ的にも大外18番枠からトウカイテイオー(91年)、サニーブライアン(97年)、ディーマジェスティ(16年)が皐月賞を制している。サニーブライアンのような大外からの逃走劇に期待したい。

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