今年上半期を締めくくる「第61回宝塚記念」は28日、阪神競馬場で行われた。2番人気クロノジェネシス(牝4=斉藤崇)が2着のキセキに6馬身差の大差をつけ、昨年の秋華賞以来のG1・2勝目を飾った。
デビューから11走すべてでコンビを組む北村友は「本当に強かったですね。スタートが決まったのが大きいし、折り合える位置でリズム良く運べました。終始リズム良く回れたし、馬が強くて自然に(位置が)上がっていきました。いつもこの馬に乗せてもらっていて、この手応えで直線を回ってきたら“絶対伸びてくれる”と思っていました」と絶大な信頼を寄せる相棒とともに、ぶっちぎりでVゴールを駆け抜けた。