【プロキオンS】ラプタス、息遣い問題なくビシッと反応!追うごとに良化
2020年07月09日 05:30
競馬
「今朝はこういう馬場だからノメって、さすがにビューンと伸びる感じではなかったけど合図を送ったら、しっかり反応してくれました。息遣いを確認したくて、そこが問題なかったので良かったです。追うごとに良くなっていますよ」
デビュー3戦は芝で結果を出せなかったがダートに転じて、いきなり未勝利から4連勝でオープン入りを決めた。続くバレンタインSこそイレ込みや初のダートスタート&左回りなどがこたえて8着に敗れたものの、すぐに巻き返して黒船賞(高知)、かきつばた記念(名古屋)と交流重賞連勝中。7Fダートの新星候補と言える存在だ。
今年のプロキオンSは10年ぶりに阪神開催。ここまで6戦全勝の右回り1400メートルが舞台だ。かきつばた記念後は放牧を挟んで2カ月後のここに狙いを絞り、態勢はきっちり整った。4歳夏を迎え、この馬自身の変化が成長を感じさせる。
「元々テンションが高めでスイッチが入りやすいけど、この中間は凄く落ち着きがあるんです。それがいい方に出ないかな。今の感じで競馬に臨めたら」
不良馬場の黒船賞を含め道悪で3勝と脚抜きのいいダートは得意。梅雨終盤の雨予報を味方に、重賞3連勝&JRA重賞初Vを目指して突っ走る!