【富山・開設記念】稲垣 京都の絆V!「まさかの先行」村上に感謝の番手まくり
2020年08月03日 05:30
競輪
これが京都の絆だ。稲垣―村上博。この並びが競輪ファンの固定観念だった。それをぶち壊すべく、村上が志願の前回り。選んだ作戦は先行だった。「(村上は)冷静な運びだった。まさか先行してくれるとは思わなかったが、さすがでした」と後輩を称えた。勝負どころでは近畿同士のがっぷり四つ。「メンバーを見て近畿6車でやりづらいなと思ったけど、割り切って力勝負した。(元砂が)外に見えたので前に踏ませてもらいました」と振り返った。
次は全国斡旋となるG1オールスター。「いい弾みがついた」と勢いづく。次は京都、近畿の絆を全国の猛者相手に見せる。
◆次走 優勝の稲垣裕之、3着の松岡健介はオールスター(名古屋、12~16日)、2着の椎木尾拓哉は函館G3(7~10日)。