高橋義博師、ラストウィーク新潟3鞍出走予定 20日付けで勇退
2020年08月14日 05:30
競馬
勇退後は趣味のムエタイに本腰を入れる。「70歳で試合に出るのが夢。あと高齢者限定のマスターズ陸上にも挑戦したい」と夢は尽きない。最終週は新潟で3頭が出走。ラスト出走となる新潟日曜5R新馬戦のキボウノヒビキは菜七子が騎乗。「何度も乗せていただいて勝つことはできなかった(通算24戦0勝)が感謝しています。最後の競馬で少しでもいい結果が残せたら」と菜七子。思いを胸にレースに臨む。
◆高橋 義博(たかはし・よしひろ)1951年(昭26)2月7日生まれ、栃木県出身の69歳。学生時代から牛の育成に携わりアルゼンチンに渡る。現地で厩務員生活をスタート。帰国後の79年に美浦で調教助手となり98年に調教師試験合格。99年開業。JRA通算3948戦132勝。重賞2勝(10年中山大障害=バシケーン、12年弥生賞=コスモオオゾラ)。