【新潟新馬戦】ブリューナク父の血が騒ぐ!?大江原師「まだヤンチャ」

2020年08月14日 05:30

競馬

 【東西ドキュメント・美浦=13日】新潟の競馬ファンにとっても高木にとっても思い出深い馬なのがミュゼスルタン。14年新潟2歳Sをレコードの1分33秒4でV。翌年のクラシック戦線は現場配属直後の若手記者としてたくさん取材した。今年、JRAに初年度産駒が3頭登録。その全てが父を管理した大江原厩舎に入厩している。
 今週の新潟土曜5R、同産駒のブリューナクがデビュー。大江原師は「お父さんは負けん気が強いって感じのうるさい馬だったが、こっちはまだヤンチャだけって感じ。最終追いもうるさいところを見せた」と気性面には苦笑い。それでも「お父さんみたいに新潟でいいところを見せてほしいね。スルタンは現役最後のレースをダートで勝ったし、いろんなタイプの子が出るんじゃないか。来年は14、15頭の子がいるみたいだし楽しみだよ」と師。孫の活躍を祈るような優しい口調。父の雄姿が重なるような走りを期待したい。

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