【青森開設70周年記念】新田、番手捲りで決めた記念8V
2020年09月30日 05:30
競輪
新田は「レース展開は想定内だったが高橋君がしっかり仕掛けてくれた。高橋君がまだ頑張っていたし(新山の巻き返しに対し)難しい判断だったが、心を鬼にして踏ませてもらった」と同県の後輩であり、ナショナルチームの後輩でもある高橋の頑張りを労った。
「今回は自分の中でいくつか目標を立ててきた。準決勝と決勝は番手だったが前2日間は積極的な走りができて次につながるレースができた」と振り返った。
この後は伊豆に戻りナショナルチームで通常のトレーニングをして10月15日からのG1前橋寛仁親王牌に臨む。「今年はグランプリに出るにはG1(親王牌と競輪祭)を優勝するしかないし頑張りたい」。新田は終盤戦の巻き返しに懸ける。
優勝した新田、2着の佐藤、3着の松浦の次走予定は10月15~18日のG1前橋寛仁親王牌。ちなみに新田が寛仁親王牌を優勝すると神山雄一郎以来、4人目のグランドスラム(特別競輪全冠制覇)達成となる。