【凱旋門賞】ソットサスが優勝 エネイブル3度目Vならず6着、ディアドラは8着
2020年10月04日 23:10
競馬
最後の直線はかなりゴチャついて、勝ち馬を含めた6頭が審議対象となる、後味の悪いレース。上位人気馬がそろって敗れる波乱の結末となった。
不良馬場で行われたレースは出走の11頭が最後の直線に入るまで団子状態で進み、前につけていたソットサスが残り200メートル過ぎに力強く抜け出しトップでゴールに入った。
A・オブライエン厩舎(愛国)に所属する武豊が騎乗予定だったジャパン(牡4)、ソヴリン(牡4)、モーグル(牡3)、サーペンタイン(牡3)の4頭が出走を取り消した。同厩舎が使用しているゲイン社の飼料から、禁止薬物であるジルパテロールが検出されたことが判明。1日に同社から報告を受け、該当する4頭の尿検査を行ったところ、フランスの研究所での検査で全馬が陽性となった。