【児島キングカップ】菊地 G1今年2V!賞金ランク3位浮上「グランプリは2ndから出たい」

2020年10月05日 05:30

ボートレース

【児島キングカップ】菊地 G1今年2V!賞金ランク3位浮上「グランプリは2ndから出たい」
児島周年の優勝カップと優勝旗を手にする菊地 Photo By スポニチ
 ボートレース児島の開設68周年記念競走「G1児島キングカップ」は4日、12Rで優勝戦が行われ、菊地孝平(42=静岡)が逃げ切って優勝。2月の多摩川周年記念に続き、今年2回目のG1Vとなった。賞金1000万円を獲得し、賞金ランキング3位に浮上した。2着は峰、3着は山崎だった。
 ウイニングランでは丁寧に手を振って、ファンの声援に応えた。3日目から5連勝で締めた菊地は、ファンへの思いを口にした。

 「有観客に戻ってから初めての優勝だったので、うれしかったです。感謝の気持ちを伝えられました」

 優勝戦は完璧とも言える内容。さすがのトップスタートをインから決めると、悠々と先マイ。他艇を寄せ付けず、当大会は10年ぶり2回目の戴冠となった。

 「初日、2日目は凄く調整に失敗していたけど、それが3日目以降に生きたかな。優勝戦も凄くいい足になっていたと思います。展示に行ったとき、足に確信を持てました。3日連続でのイン戦になったことも良かったですね」

 今年の賞金ランキングは6位から3位へ。おどけながら年末へ意気込んだ。

 「最近3年は、グランプリは1stステージから出場しています。最初の2日間は本当にキツいので、2ndから出たいですね。でも、せっかくなので1位までいってやろうと思います、なんちゃって(笑い)」

 F休みを控えており、グランプリ出場選考期間内で残すは、まるがめ周年と大村ダービーの2節。“ベスト6”は死守するとともに、攻めの姿勢も貫く構えだ。

 ◆次走 優勝した菊地孝平、峰竜太、山崎智也、松井繁、篠崎元志、吉川元浩は6人そろって11日からのまるがめG1京極賞に出場する。今垣光太郎、前本泰和、森高一真、湯川浩司、興津藍、平本真之、平山智加、平高奈菜、高野哲史、古沢光紀、大山千広らと激突する。

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