【四日市・開設記念】慎太郎 意外!?今年初V GP連覇へ出場ほぼ確実に

2020年11月09日 05:30

競輪

【四日市・開設記念】慎太郎 意外!?今年初V GP連覇へ出場ほぼ確実に
<四日市・開設記念>優勝カップを手に笑顔の佐藤慎太郎 Photo By スポニチ
 昨年のグランプリ王者・佐藤慎太郎(44=福島・78期)がゴール前で平原を差し切り今年初優勝。佐藤は15年5月の宇都宮記念以来の記念8度目制覇となった。
 レースは佐藤がスタートを決めて宿口―平原―佐藤―浅井―坂口―志智―松浦―北津留―稲垣で周回。赤板で松浦の上昇に北津留、稲垣も乗り単騎3車で前へ。その動きに浅井ラインも続き4番手以降を確保。打鐘前、3番手から稲垣が先頭に出ると、7番手から宿口が一気に踏み込み、ライン3車で出切り主導権。すかさず浅井が追い上げ最終Hで稲垣をどかし、4番手を確保。志智は松浦にどかされ浅井の後ろは坂口―松浦に。1Cから浅井が捲るとBで平原が番手捲りで合わせる。松浦は大外を捲るも不発。直線で佐藤が平原を差し切り優勝。3着には浅井の後ろから内を突いた坂口。

 今年初の優勝。王者はゴール後、前を走った平原の肩を叩いた。「自分の力というよりは、宿口と平原が頑張ってくれて。宿口がいいスピードでカマしてくれて、本当にありがたい。(浅井の)スピードも凄くて、もしかしたら行かれちゃうかもと思ったんですが、平原君が素晴らしかった」前の2人を称えた。これでグランプリ出場はほぼ当確。しかし、王者は「賞金を上積みできて良かったんですが、お客さんが凄く応援してくれてましたし、期待に応えられて本当にうれしい」。ファンを一番に考える王者らしく、声援に笑顔で応えていた。

 優勝した佐藤、2着の平原、3着の坂口は18日からのG1競輪祭(小倉)に出走予定。

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