【朝日杯FS】勢いある松永幹厩舎 モントライゼに追い風
2020年12月16日 05:30
競馬
朝日杯のモントライゼは京王杯2歳Sで初重賞制覇。1Fの距離延長にも難なく対応。最後はロードマックスに首差詰め寄られたが、着差以上の強さ。松永幹師が振り返る。
「前走は上手に競馬してくれた。距離が1F延びたけど、うまく2番手に付けて早めに抜け出した。使いながらレースを覚えてくれた。今回さらに距離は延びるけど、マイルぐらいは全然大丈夫だと思う」
2歳重賞路線で圧倒的な強さを見せるダイワメジャー産駒。一昨年の朝日杯FSは同産駒のアドマイヤマーズが正攻法で押し切り。スピードと持続力がかみ合う阪神のマイルは戦いやすい舞台と言える。
ひと叩きの上積みは期待通り。「見た目に余裕があった」(松永幹師)14キロ増の前走を叩かれ、研ぎ澄まされた馬体に筋肉のラインが浮かび上がる。決めるのは先週5勝を挙げ、年間200勝にあと「2勝」と迫ったC・ルメール。最終追いで鞍上から超強気コメントが聞けるはずだ。