競輪31選手がコロナ陽性…6人感染の和歌山出場全113人検査で判明
2021年01月23日 05:30
競輪
これまで競輪業界ではガイドラインを制定し、新型コロナウイルス感染症拡大防止に努めてきた。昨年、数々の開催が中止になるだけでなく、5月には静岡で予定されていたG1日本選手権(ダービー)の中止という大打撃。それから7車立てにするなど参加選手を減らし、移動を制限するため地区内斡旋にするという対策を講じてきた。開催中もソーシャルディスタンスの確保、こまめな消毒などを徹底。それでも31人という大量の陽性者が確認されてしまった。今回の事象をを受けて専門家の指導の下、原因の究明と対策の抜本的な強化に取り組む。
その一環として今後の開催は参加する全ての選手を対象に、PCR検査または抗原検査を実施。陰性が確認されない場合には出場を認めないとした。22日が前検日だった静岡、松阪、四日市、別府でさっそく検査が行われた。松阪(ミッドナイト)では1人の陽性が確認され参加できなかった。また、現在開催中の場でも検査が行われる予定。