【フェブラリーS】8歳ワンダーリーデルさらに上昇!陣営「正直、若いですね」

2021年02月17日 05:30

競馬

【G1ドキュメント・栗東=16日】元気な8歳馬はエアスピネルだけじゃない。岡崎がより注目しているのは、前哨戦の根岸Sで2着に食い込んだワンダーリーデル。というのも、これまで良績がなかった休み明けでの激走に衰えなしと確信したからだ。担当の吉田助手に同意を求めると「正直、若いですね」とほほ笑んだ。
 「8歳という年齢のことは頭をよぎるんです。でも、乗っていて衰えは感じませんからね。去年のフェブラリーS(4着)が今までで一番良かったと思うんですが、当時と比べても悪くはなってないですよ」

 今回の最大の推し材料は休み明け2戦目ということだ。過去の2カ月以上の休み明け、およびその次走の成績を見ると、違いは明白。列挙すると(5)→<1>、(5)→休養、(5)→<1>、(11)→<1>、(12)→(3)、(3)→<1>、(3)→<1>、(8)→(4)、(9)→(5)、(5)→(4)、驚くべきことに過去9回の叩き2戦目で着順を落としたことが一度もないのだ。ならば、休み明けの前走2着で迎える今回は1着で間違いなし!?吉田助手は「今回も使って上昇している感じです」と即答する。

 「レースに向けて自分で(心身を)つくる馬。1回使うと明らかに雰囲気が変わって、顔をさわらせなくなるんですよ」

 G1に昇格して以降の過去24回で8歳馬は【0・2・1・32】。08年ブルーコンコルドと13年エスポワールシチーの2着が最高着順だが、単勝オッズ1桁台の人気馬が1頭もいなかったことを思えば、そう悪い数字でもないだろう。何よりリーデルは8歳でも今が旬の雰囲気。フェブラリーSの歴史に新たな1ページを刻む可能性は大いにある。

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