【チューリップ賞】エリザベスタワー&メイケイエール同着V!2頭し烈な叩き合い 決着は桜の舞台で
2021年03月07日 05:30
競馬
「追い切りから不安が残っていたが、やっぱり後ろに馬がいるとスイッチが入ってしまう。本番はフルゲート18頭なので今のままでは駄目。また馬具などを考え直します」
課題のある内容だったメイケイエールに対し、エリザベスタワーは世代トップと渡り合える実力を証明した。騎乗した川田は「追い出してから流れて、まだ走り切っていない感じでした」と、あえて厳しくジャッジするものの将来性への期待は十分。
「素質はかなり高いものを持っています。気難しい面があるので本番までに精神面が成長してくれれば」
重賞の同着決着は19年フィリーズレビュー(ノーワン、プールヴィル1着)以来、2年ぶり。桜花賞まで残り1カ月。各陣営、課題を克服して万全の状態で本番に臨みたい。
◇エリザベスタワー 父キングマン 母ターフドンナ(母の父ドワイエン)18年1月23日生まれ 牝3歳 栗東・高野友和厩舎所属 馬主・社台レースホース 生産者・英国の社台ファーム 戦績3戦2勝(重賞初勝利) 総獲得賞金4404万円。馬名の由来はビッグベンの正式名。
◆メイケイエール 父ミッキーアイル 母シロインジャー(母の父ハービンジャー)18年2月23日生まれ 牝3歳 栗東・武英智厩舎所属 馬主・名古屋競馬(株) 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績5戦4勝(重賞3勝目) 総獲得賞金1億1464万5000円。馬名の由来は冠名+応援。