【中山牝馬S】ランブリングアレーV 武豊2週連続重賞制覇「今日は同着じゃなかったね」
2021年03月14日 05:30
競馬
昨年の小倉記念(6着)以来のコンビとなった武豊は「凄く水を含んでペースがつかみにくかった。最後はどの馬もきつかったと思うが、よく我慢してくれた」と相棒をねぎらった。武豊の7番人気馬でのVは88年大阪杯(フレッシュボイス)、14年武蔵野S(ワイドバッハ)、18年阪急杯(ダイアナヘイロー)に次いで4度目。8番人気以下は1度(14年毎日王冠=エアソミュール)しかなく、レアな勝利となった。
「こういう馬場も克服してくれた。今後また大きいレースでも頑張れたら」。泥だらけの勝負服が誇らしい。レジェンドにエンジンが掛かってきた。
◆ランブリングアレー 父ディープインパクト 母ブルーミングアレー(母の父シンボリクリスエス)16年3月24日生まれ 牝5歳 栗東・友道厩舎所属 馬主・社台レースホース 生産者・北海道千歳市の社台ファーム 戦績15戦6勝(重賞初制覇) 総獲得賞金1億5386万5000円。馬名の由来は田園や森林を散策する(ランブリング)に小道(アレー)。