【船橋・ダイオライト記念】17日発走 必勝ポイント・注目馬ピックアップ編
2021年03月14日 05:30
競馬
G1馬のダノンファラオ(牡4=栗東・矢作)は今季初戦で川崎記念3着。ダートグレード3勝目こそならなかったが、まだまだ上昇が見込める。矢作師は「先週まで緩い感じだったが、今週(10日)やって、ずいぶん良くなった。大体仕上がると思う。2400メートルでも折り合いは大丈夫。かしわ記念の1600メートルより、この距離の方がいいと思ってここへ」と語った。昨年11月のG2浦和記念以来、3戦ぶりの勝利を狙う。
南関東初登場となるのがマスターフェンサー(牡5=栗東・角田)。3歳時は米国ケンタッキーダービーに挑戦し6着と健闘した逸材。昨年は夏の盛岡G3マーキュリーC、秋の金沢G3白山大賞典、冬の長距離G2名古屋グランプリと地方遠征でダートグレードV3を決めた。「外傷で川崎記念を回避し、休み明けになるが、順調な仕上がり。力は出せると思う。距離は2000メートル以上がいい。折り合いを気にする馬ではないので」と角田師。V候補の一角だ。
地方馬マンガン(牡4=川崎・田島)は2月に大井2600メートルのS2金盃で9馬身差勝ちと圧巻のパフォーマンスを披露。初の中央交流重賞でどんなレースを見せるか注目が集まる。(特別取材班)