【皐月賞】上昇アドマイヤハダル、ラスト2Fでグングン加速!新相棒・ルメールがV導く
2021年04月15日 05:30
競馬
「うちの厩舎は当週は目いっぱいにやらないが、それでもあの時計が出たからね。具合はいいですよ」
若葉Sは4番手から楽々と抜け出し、3馬身差の楽勝。2歳時は切れるというよりもジワジワ伸びるイメージだったが、ここではメンバー最速タイとなる上がり3F33秒7をマーク。年を重ね、G13勝の伯母スイープトウショウをほうふつさせる切れ味が出てきたのか!?いずれにしても、トレーナーにとってはうれしい誤算だった。
「前走は強い馬もいたので接戦になるかと思ったけど、あっさり突き抜けた。トモの厚みが以前とは違うし、長く脚を使うタイプかと思っていたが、瞬発力が出てきた。いい感じで成長していますね」
1週前のCWコースで感触を確かめたルメールもレースを心待ちにしている。
「前走はいい脚を使っていたね。先週の追い切りに乗った感じ、コンディションはいいと思うし、折り合いも問題なくて乗りやすい馬でした。重賞もG1も初めてだから、どんな競馬ができるか分からないけど、能力はありそうです」
その口ぶりは決して自信満々ではないが、そんな時こそ怖いのがG1請負人のルメール。フェブラリーSをカフェファラオで制して以降、重賞でまさかの13連敗中だが、そろそろ存在感を示すシーンがありそうだ。