欧州最強種牡馬ガリレオ安楽死 23歳、持病の左前脚負傷悪化

2021年07月12日 05:30

競馬

 欧州で長らく種牡馬の最高峰として君臨したガリレオ(牡23、父サドラーズウェルズ)が10日、持病の左前脚の負傷に手の施しようがなくなり、人道的な理由から安楽死となった。アイルランドのサラブレッド統括組織クールモアが公式サイトで発表した。代表の一人、ジョン・マグナー氏は「とても悲しい日だ」と悲嘆にくれつつ「彼の影響は永遠に残るだろう」と偉大さを称えた。
 同馬は父サドラーズウェルズ、母アーバンシーで母は93年凱旋門賞馬で同年のジャパンC(8着)にも出走。現役時代は無敗で英ダービーを制し、続く愛ダービー、キングジョージ6世&クイーンエリザベスDS(当時)も勝った。3歳で引退し、競走成績は8戦6勝だが、種牡馬として驚異的な成功を収めた。英ダービー馬5頭のほかフランケルなど数々のG1馬を送り出した。

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