【新潟新馬戦】ルージュスティリア初陣V 福永×藤原英師ダービーVコンビにまたクラシック候補
2021年08月02日 05:30
競馬
道中は中団外を追走。前半1000メートル通過が65秒9の超スローペースだったが、ぴたりと折り合った。新潟外回り、658メートルの長い直線を考えて末脚勝負のプラン。だが、残り500メートルで早くも先頭に立つ。スターズオンアースが馬体を併せに行くと、ルージュスティリアはもうひと伸び。3/4馬身振り切ったが、着差以上の強さだった。「4角を回って射程圏に入れる予定が一気に先頭に立ってしまった。そのせいで2F以上も追わせることになってしまった」(福永)。ゴーサインを出した際の加速力がそれだけ凄かったということだ。
父ディープインパクト、母の父ストームキャット。キズナ、ラヴズオンリーユー、エイシンヒカリなど活躍馬が続出する配合だ。藤原英師は「期待通りだね。素材がいいし距離が延びても問題ない。自在性もあるし将来が楽しみ」と最大級の評価を与えた。福永&藤原英師のコンビといえば、今年のダービー馬シャフリヤール。来年のクラシック戦線も、このコンビが注目を集めそうだ。