【佐賀・ロータスクラウン賞】12日発走 トゥルスウィー3冠だ、史上3頭目の快挙へ
2021年09月11日 05:30
競馬
今年、スーパージンガに続く3頭目の佐賀競馬3歳3冠を狙うのがトゥルスウィーだ(1頭目は12年のエスワンプリンスで、その時の1冠目は「佐賀皐月賞」ではなく「飛燕賞」)。
トゥルスウィーは今年1戦目の1月3歳重賞「花吹雪賞」(1800メートル)で重賞初勝利を挙げ、4月3歳牝馬重賞「ル・プランタン賞」(1800メートル)も制した。同月の佐賀3冠第1弾「佐賀皐月賞」(1800メートル)、5月3冠第2弾「九州ダービー栄城賞」(2000メートル)は、いずれも3コーナー過ぎからスムーズに抜け出す競馬で2着に4馬身差をつけ快勝。その後の高知遠征は4着、新設重賞で古馬と対決した「九州チャンピオンシップ」は勝ち馬から8馬身差の2着だったが3歳最強なのは言うに及ばず。鞍上が佐賀のレジェンド・山口勲というのも心強く3冠は濃厚とみる。
大混戦ムードの次位争いからは、ステップレースの8月「佐賀城特選」(1800メートル)を制したタガノリヴェラーノを2番手に推したい。そのレースでクビ差2着だったピッカも夏前から中距離戦で好走を続けており、初の2000メートル戦は好戦可能とみる。「佐賀皐月賞」3着、「九州ダービー栄城賞」4着のテイエムサツマオーは連闘だが、前団で粘れるスタミナを備える。プリマステラも「佐賀皐月賞」では2着ゴール。末脚は侮れない。