ミューチャリー 勝負の5歳秋
2021年09月17日 05:30
競馬
「これまで取りこぼしみたいのもあったが、スムーズにいけば違うと思っている。なかなかうまくいかないのが中央交流だけど。すべてがかみ合えば…」(矢野師)。その思いを乗せて挑む次走が22日に行われる白山大賞典(G3、金沢2100メートル)だ。
前走の帝王賞(4着)後は放牧に出してリフレッシュ。厩舎に戻って来てからの約1カ月半じっくり調整を進めてきた。5歳秋を迎え肉体的なことより精神面を重視しての内容。「気持ち的にもう少しピリッとすれば大丈夫だろう。こちらが仕上げでミスでもしない限りは力を出し切ってくれる。ここで結果を出さなければJBC(11月3日、金沢)なんて言ってられない」と力を込めた矢野師。デビューから手綱をとり続けた御神本に替わり今回は金沢を知り尽くした吉原にスイッチ。勝負を懸けた一戦に注目だ。