【天皇賞・秋】春全休ヒシイグアス良化に手応え!
2021年10月28日 05:30
競馬
9月29日に帰厩。天皇賞・秋を目標に急ピッチで調整された。「一度体を緩めると、締めるのにとても時間がかかる馬。一番暑い時季を過ぎてから、やっと回復に向かい始めました。ぎりぎり間に合ったという印象です」と指揮官。最終追いはWコースでカフェクラウン(5歳3勝クラス)と併せ馬。3馬身先行する形でスタートし、外で併入。5F68秒7~1F12秒2を刻んだ。
「後ろの馬に反応して引っ張り切れない手応えでした。息遣いは若干悪かったですが、2週前に比べればだいぶ良くなっています。週初めは元気がいいのに、追い切ると回復に時間がかかるサイクルがずっと続いています。カイバは完食しているので、レースまでに心身のバランスを修正して臨みたい」(堀師)。鈴木智の脳裏には1、2月の強いヒシイグアスの姿が残っている。復活を期待したい。