【デイリー杯2歳S】セリフォス重賞連勝!無傷のまま同舞台の朝日杯FSも頂く
2021年11月14日 05:30
競馬
初コンビを組んだ藤岡佑は「かなりスローだったし、4コーナーからねじ伏せる形で動かしてほしい、との指示。脚があり過ぎましたね。能力はかなり高い。非常に強い勝ち方だった」と絶賛した。
中内田厩舎は2歳重賞で通算20戦11勝。早い時期からしっかりと結果を残してきた。師は「この時期だし、一戦ごとに力をつけている。いいスピードを持っていますね」と素質あふれる2歳馬のセールスポイントを挙げる。
デビューから3連勝を飾り、この後は朝日杯FS(12月19日、阪神)を目指す。指揮官にとっては昨年のグレナディアガーズに続き、同レース3勝目が懸かる。「まだ緩さや幼さも残っている。完成度も高いわけじゃないので、そういう面も含めて楽しみ」と言えば、藤岡佑も「(初めての)右回りも大丈夫だった。1度乗せてもらったし、次はもっとうまく乗れると思う」と力を込めた。約1カ月後に行われる同じ舞台のG1でも再び、ねじ伏せることができるか。
◆セリフォス 父ダイワメジャー、母シーフロント(母の父ルアーヴル)19年3月7日生まれ 牡2歳 栗東・中内田厩舎所属 馬主・G1レーシング 生産者・北海道安平町の追分ファーム 戦績3戦3勝(重賞2勝目) 総獲得賞金7668万6000円。馬名の由来はエーゲ海にある島名。