【ジャパンC】3冠馬コントレイル G1・5勝で有終V!史上初の4世代ダービー馬対決を制す
2021年11月28日 15:44
競馬
これでコントレイルは1着賞金3億円を獲得し、JRA獲得賞金が11億9470万6000円となり、ゼンノロブロイ(11億1560万8000円)を抜き歴代10位にランクイン。先週のマイルCSを制し有終Vを飾ったグランアレグリア(10億7381万3000円)も上回ることになった。
また、ディープインパクト産駒はジャパンCで歴代単独トップとなる4勝目。コントレイルは父シンボリルドルフ(1985年)―子トウカイテイオー(1992年)、父スペシャルウィーク(1999年)―子ブエナビスタ(2011年)、父ディープインパクト(2006年)―子ジェンティルドンナ(2012・13年)、父ディープインパクト(2006年)―子ショウナンパンドラ(2015)に続く史上6度目の父子制覇を達成した。
鞍上の福永は天皇賞・春(ワールドプレミア)、日本ダービー(シャフリヤール)、スプリンターズS(ピクシーナイト)に続く今年4度目のJRA・G1制覇で通算32勝目。ジャパンCは8度目の挑戦で初優勝を飾った。
管理する矢作師は、昨年の菊花賞(コントレイル)以来となるJRA・G1通算14勝目。今年の国内G1初勝利も海外ではラヴズオンリーユーでクイーンエリザベス2世C(香港)とブリーダーズCフィリー&メアターフ(米)、マルシェロレーヌでブリーダーズCディスタフ(米)を制し、G1・3勝を挙げていた。ジャパンCは6度目の出走で初優勝を手にした。
▼ジャパンC 「世界に通用する馬づくり」を目指すべく、1981年に創設された重賞。第1回に参戦した外国馬は北米とアジアの8頭。翌年から欧州とオセアニア勢が加わり、世界一の参加国数と話題になった。日本馬の初勝利は第4回(1984年)カツラギエース。外国馬の勝利は第25回(05年)英国馬アルカセットを最後に途絶えている。近年は外国馬の参戦が減少。一昨年は創設以来、初の外国馬不在となった。