【チャンピオンズC】スワーヴアラミス いぶし銀の一発、ソダシの陰に面白い先輩実績馬
2021年11月29日 05:30
競馬
スポットライトを浴びるソダシの陰に面白い穴馬がいる。ソダシと同厩舎の先輩スワーヴアラミスだ。この馬が出世するきっかけは19年夏のWASJ。フランス人女性騎手ミカエル・ミシェルを背に好メンバーの2勝クラスをひと捲りした。「日本の競馬に恋してます」の、あの時の勝ち馬だ。その後ミシェル・フィーバーと軌を一にするようにG3マーチSを含む5戦3勝と一気に出世した。
一時は不振をかこったが、今夏にエルムSで重賞2勝目を挙げて再浮上を果たした。「トモ(後肢)の緩さが解消して良くなった。生ズルいから追わせるけどね」と須貝師。前々走白山大賞典3着は上位馬と地方ダート適性の差。前走みやこS7着についてトレーナーは「ゲートでつまずいてスムーズさを欠いたね」と敗因を指摘して「状態はいいよ。中京コースも問題ない」と巻き返しを期す。アイドルホースと共に向かう砂の頂上決戦。実績のあるいぶし銀スワーヴアラミスの注目度は高くないが、「2頭出しは人気薄」ともいう。本来の先行策で一発ある!